はじめに
こんにちは! ぴえこと申します
当ブログをご閲覧いただき、ありがとうございます。
このブログでは、私が読んだ本をジャンル問わずご紹介していきます。
その中でも特に、「心が楽になる本」「苦しい時間を一緒に過ごしてくれるような本」を得意としております。
もちろんミステリやSFなど、わくわくさせてくれる本もたくさんご紹介出来たらと思っています!
よろしくお願いいたします。
当ブログの特徴「消費HPレベル」
ご紹介する本には、基本的に当ブログ独自の「消費HPレベル」をつけています。
※現在心身の状態が良好な方は、特に気にする必要はありませんのでスルーしてください。
メンタルが落ちているときって、本を読むのすらしんどいですよね。
そこで、当ブログではご紹介する本を3つのレベルにわけてお伝えします。
- ☆ (消費Level1) とにかく辛い時の応急処置。
- ☆☆ (消費Level2) メンタルの落ち始め、あるいはメンタル不調から少し回復してきた時に。
- ☆☆☆ (消費Level3)日常生活に支障がないときに。
あくまでも個人の感想に基づいたカテゴリ分けですが、ご参考になれば幸いです。
では、なぜこのレベル分けをしたのか。そもそもなぜこのブログを始めたか。
ここで少しだけ、私の自己紹介をさせてください。
自己紹介
先ほどのカテゴリ分けをした理由。それは、「私自身がうつ病患者だから」です。
かなり回復してきましたが、まだ体調には波があります。これから障がい者手帳を申請し、合理的配慮をしてくださる職場を探すつもりです。
うつと診断されるまで
これまで私は、ごく普通の20代女性でした。4年制の大学を卒業後、就職。
高校、大学と地元の国公立に進学したので、大人のウケはよく、いわゆる「優等生」でした。
少し話はズレますが、「優等生」は必ずしもよいこととは限りません。うつ病治療をする過程で「今までの考え方は自分を苦しめていたんだな」と気づかされました。周りの期待に応えることは、自分を大切にすることとイコールではありません。誤魔化しながら生きてきましたが、本当は子どものころからずっと辛かったのです。
症状が出たのは就職して2年半頃、「深夜になるまで寝つけない」「希死念慮」「体が辛くて家事ができない」などの不調に悩まされ始めました。
3年目になったときに、電話で予約をし、初めて精神科のある病院に行きました。
その際お医者様から「うつ」と診断され、休職。その後も復帰できず、退職しました。
本が読めない!!!!
社会人になりたてのとき
少し時間を巻き戻して。私はもともと、1日における最高読破記録7冊の、本の虫でした。
ですが、社会人になったころから、本をほとんど読まなくなりました。
なんだかだるくて、本を開く気力がもてなかったのです。
「本を読むのって体力使うからなあ」「大人になったんだから、多少自分を犠牲にしないと」と、半ばあきらめていました。
症状の出始め
ところが、症状が出始めてからは、会社の資料すら理解できなくなりました。
字を読んでいるはずなのに、それが意味のまとまりとして認識できない。
上滑りする感覚と、焦り。
必死で自ら書き写し、なんとか理解しようとしました。
「本が読めない」から「文章が読めない」になり、最終的には字を読むことすらしんどくなっていきました。
やっぱり本が読みたい
お仕事を休み、しっかり治療に専念し、
そして回復してきたころ、私が最初にしたことは「読書」でした。
やっぱり本が読みたい……!
残念ながら、病気をする前には戻れていません。
長い本を一気に読むことはできませんし、重い内容のものだと、感情が引きずられて体調を崩してしまいます。
悲しいと思うこともありましたが、私の経験が誰かの助けになるかもしれないと思いつきました。
これが、当ブログ執筆のきっかけです。
おわりに
悲しい、寂しい、つらい、しんどい。
あるいは、毎日が退屈で、面白くない。うだつがあがらない生活に飽き飽きしている。
降りかかってくる色々な気持ちを否定せず、本と一緒にやり過ごそう、という思いで、ブログの名前に「雨宿り」と入れました。
誰もが雨宿りできる場所を目指して、のんびり運営していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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