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こんにちは! ぴえこです
突然ですが、就労移行支援サービスについて皆さんご存じでしょうか。
就労移行支援サービスとは、障がいなどの困りごとによって就職に不安を抱えている方向けの福祉サービスです。
現在(2024年12月)私も利用を検討中で、今見学等をしている真っ最中です。
というわけで、自分用の記録も含めて【就労移行支援検討レポシリーズ】としてブログに残していこうと思います!
※このシリーズは「体験記」的な感じで、気軽に読んでいただければ幸いです。
そもそも就労移行支援サービスって何?
そもそも「就労移行支援サービス」って何??
と思う方もいらっしゃると思います。
とりあえず厚生労働省のHPから引用してきました。
・就労移行支援
就労を希望する障害者であって、一般企業に雇用されることが可能と見込まれる者に対して、一定期間就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
簡単に一言で言うと、
「仕事をしていない障がい者に対して、就職をサポートしてくれる」機関です。
対象者としては、私のように病気になって離職してしまったケースや、健康の問題などで今まで就職を選ばなかった方などがあげられます。
具体的なサポート内容としては、
- PCスキルやメンタルケアに関する講義が受けられる
- 部屋にある資料を使って自主学習
- 実際に企業を訪問して実習できる
- 履歴書や面接の練習サポート
などなど……。
また、「定着支援」といって、就職した後の困りごとにも支援員さんのサポートが入ります。
会社とコミュニケーションがうまくとれなかったとき、頼れるところがあるというのはいいですよね!
ほとんどの方が無料で受けられるのもメリットの1つです。
費用に関してはこちらのサイト様が詳しかったので、URLを貼らせていただきます。
就労移行支援の利用料|年収204万以下は無料?計算や1日の自己負担額も – 就労支援ガイド
LITALICOワークスとは
今回私が見学に行ったのは「LITALICOワークス」さん(以下、リタリコさん)です。
リタリコさんは、就労移行支援業界の最大手です。
全国に130拠点あるため、地方でも事業所があるのがありがたいですね。
また、15年以上の支援実績があるということで、ノウハウや知見の蓄積があるのも安心材料です。
見学レポ
というわけで、見学と体験にいってきました!
申し込んだ理由
リタリコさんを知ったきっかけですが、身内が福祉関係の仕事をしていたため、実は鬱になる前からもともと知っていました。
単純なんですが、「聞いたことあるし、いいとこなんじゃない?」みたいな軽さで問い合わせしちゃいました。
見学申し込みの流れ
流れとしてはこんな感じ。
- HPから「相談・見学」の申込フォームへ。
- 氏名などを入力
- 送信後、電話がくる
- 実際に見学へ
HPからフォームへ
電話ではなく、HPのフォームから申し込めるのはいいですよね!
「就職相談」や、「見学予約」のフォームをクリックします。
先に「資料請求」からしてみるのも手です!
その場合は、資料請求後に「見学どうですか?」という電話やメールがきます。
ちなみに管理人はまだ心身ぼろぼろの時に資料請求してしまったので、その後きた電話には出られず。
その後メールで、「まだ健康に問題があるので、また改めてご連絡させてください」と送りました。
氏名などを入力
氏名や、現在の状況(在職中か、あるいは仕事をしていないかなど)、性別などの情報を選んで入力していきます。
イラストが使ってあったりして、直感的でわかりやすいです!
さすが最大手。しっかりしてます。
電話がくる
フォームから送信後、割とすぐに電話がきました。
施設が空いている時間だったからかな。
軽く日程調整をして、「当日はよろしくおねがいします」的な感じで電話が終わります。
リタリコさんに限らず、総じて皆さん丁寧に対応してくださる印象。
実際に見学へ
日時がきたら実際に事業所に行き、見学と面談です。
無理なく通えるかどうかも知りたかったので、前後には予定を入れず。
10分前くらいに着くように調整して、お部屋に入りました。
遅れるかどうかビビりすぎてめっちゃ早く着いたのに、
時間調整がへたくそで、結局ギリギリに訪問するはめになるのは私だけでしょうか
服装や準備物は?
服装は私服でOK!
すでに利用されている方々も私服だったので、まったく問題なしです。
また、準備物もありませんでした。
アンケートを書く時間がありますが、ボールペンを貸してくださいますので問題なし。
資料をいただけるので、大きめの鞄で行くのがおすすめです!
いざ見学!
入室して近くにいたスタッフさんに名乗ると、面談室に通していただけました。
見学および面談の流れはこんな感じ↓↓↓
- アンケート記入
- アンケートをもとに症状や、就職に関して軽くお話しする
- リタリコさんの説明を受ける
- 実際にお部屋を見せていただく
先に結論から箇条書きでお話しします。
いいところ、いまひとつなところ
実際にどういう流れか知りたい方は、以下の項目もよければご参考になさってくださいね。
アンケート記入
面談担当の方を待っている間、アンケートを記入します。
だいたいこんな感じでした。
- 自分の通っている病院や通院頻度などの健康状態
- どれくらいの期間で就職したいか、などの就職に関するもの
- 現在の困りごとと、それに対する個人的な対処法など
これはおそらくリタリコさんに関わらず、多くの就労移行支援サービスで聞かれているものだと思います。
記入中にスタッフさんから
ペットボトルのお茶をいただけてうれしかったです
軽い面談
アンケートをもとに、担当者さんとお話しします。
病気になった経緯などを聞かれたので、話せる範囲で話しました。
毎回「お話しできる範囲でかまいませんので――」と前置きしてくださったので、気楽にお話しできました。
リタリコさんの説明を受ける
就労移行支援がどんな施設なのか、リタリコさんではどのようなプログラムが用意されているのかについて職員さんから直接お話を聞きました。
資料に沿ってお話しする感じで、細かく質問タイムを設けてくれました。
個人的には、インターンがプログラム内のコンテンツとしてしっかり用意されていたのが魅力的でした。
ただ、正直交通費や食事支援がないのが痛い……!
先に見学に行っていたココルポ―トさんでは交通費と食費の助成制度があったので、ここはちょっと個人的残念ポイントでした。
実際にお部屋を見せていただく
普段使用しているお部屋を見せていただきました。
クリスマスシーズンだったので、壁に飾りがあって可愛かったです……!
施設を使用している方々で作られたんだとか。
パソコン、事務作業の練習用の道具、求人情報やセミナー、実習の情報などがありました。
私がうかがった支所はお部屋が広々としていて、綺麗で明るい雰囲気でした
その後、体験の申し込みをして帰宅しました。
見学中スタッフさんがあいさつにきてくださって、すごくしっかりしているなと感じました。
そのたびにおどおどと席を立ったり座ったりして、
我ながらまるで会社の見学に来た学生みたいでした
体験レポ
見学の翌週、体験に行きました!
通常3日ほどは体験するようですが、私は他の施設も見学する予定だったので、とりあえず1日だけの体験にしてもらいました。
私がうかがったところでは、9時から12時までの午前のプログラムと、13時から15時までの午後のプログラムがあり、主に午前に講義形式のプログラムをされていました。
ということで、今回は午前の講義だけを受けてみました!
リタリコさんにご迷惑をおかけしてはいけないので、
申し訳ありませんがプログラムの詳細は記載しません。
テーマは健康に関するもので、軽いアイスブレイクや細かい休憩のおかげで、緊張せずに過ごせました。
体験にいって感じたこと3点
皆様の参考になるよう、今回の体験で私が感じたことを軸にリタリコさんの特徴についてご紹介します。
※あくまで私が体験した施設の特徴ですので、参考程度にお願いします。
気になる方はぜひ実際に見学・体験に行かれてみてください。
一言で言うと、「みんな積極的ですごいな~」って感じでした。
みんな明るくて前向き
今回ご一緒した利用者さんたちがめちゃくちゃ親切で、とても仲良くしてくださいました。
プログラムも大切ですが、利用者さん同士の雰囲気もかなり大切ですよね。
ちなみに私が帰るときも
今日はありがとうございました~!
午後も頑張ってくださいね!
あ、私外に食べに出るので、途中までご一緒してもいいですか?
え!! もちろん!!!!(うれしすぎて挙動不審)
と声をかけてくださった方がいました。
……いや、親切すぎません? ちょっと女神に見えました。
この女神みたいに親切な利用者さんは、利用前に近隣の別のリタリコさんにも体験に行ったらしく、
○○(別の拠点)は、結構静かでしたよ~
うちは結構賑やかみたいです!
と教えてくれました。
通所可能な位置に複数拠点があるなら、いくつか回ってみるのもよさそうです。
また、全体の雰囲気として、向上心が高い方が多そうだというのは感じました。
休憩時間に検定の話をしていたり、お勉強をされていたりと、自己研鑽している方々を多く見たからです。
体力をつけるために
- 徒歩で通所している
- 普段からジムに行っている
- 休日は自転車で遠出している
という方々もいました。
いきなりここまで頑張るのはちょっと私には無謀ですが、こういう方々と一緒にいるだけで「自分もやってみようかな」と前向きに行動を始められる気がしました。
今回お伺いした拠点は最寄駅から少し遠かったので、それもあるかもしれません。
リタリコさんかどうかにかかわらず、アクセスが多少悪くても通い続けられる人は、必然的に体力もあって積極的な方が多いのでは? とも感じました。
利用者さんと職員さんの仲がいい
体験中、利用者さんと職員さんが仲良さげに話している姿をよく目撃しました。
また、朝礼で発表があった利用者さんに対して、職員さんが話しかけにいく場面を見かけました。
職員さんからの働きかけも、積極的にされているようです。
感覚としては、授業中にコミュニケーションが発生するタイプの、生徒と先生との関係性にちょっと近いかもしれません。
気軽なコミュニケーションが取れる方が精神衛生上よいという方には、過ごしやすい環境だと思います。
(もちろんそっとしておいてほしい方にも、きちんと配慮してくださいます)
正直な健康確認
講義が始まる前に健康確認があったのですが、
今日は眠気がおさまらず、調子が悪いです
最近用事が多くて大変だったので、今日の体調は普通です
と、皆さん正直におっしゃっていてびっくりしました。
小学校の健康観察で、多少調子が悪くても「はい元気です」といっていた私には目からうろこ。
「正直ベースで言っていただいています」と後で職員さんから説明を受けました。
これは自分の状況を正直に言う練習になりそう、と感じました。
見学・体験を通しての感想まとめ
- みんな前向きで積極的。正直ついていけるかどうか、という不安はちょっとある。
- プログラムや支援が網羅的だと感じた。迷っている人はとりあえずリタリコさんに行ってみてもいいかも。
- 食費と交通費、どっちかでも出してくれてたら即決してた気がする。
- 体験いかないと、本当の雰囲気はわからないな。
まとめ
リタリコさんは、職員さんも利用者さんも、明るくてしっかりしている方が多い印象でした。
また、インターン先や就職先も豊富で、安心して通える施設だと感じました。
引き続き色々と施設を回っていきますので、よければご参考にされてください!
以上、ぴえこでした。
見学や資料請求はこちらからできます!
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