漫画『自分へのダメ出しはもうやめた』でセルフカウンセリングデビューしよう

☆☆メンタルが落ち始めた時に

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ぴえこ
ぴえこ

こんにちは! 当ブログ執筆者のぴえこと申します。

メンタルヘルスについて考えるとき、目にする言葉。

「カウンセリング」

……正直、めちゃくちゃハードル高いですよね。

  • お金がない
  • 人に自分のことをしゃべるのが怖い
  • そもそもどこに相談したらいいのかもわからない

興味はあるけど、どうしたらいいんだろう。

そんなときは、

この本を読んで「セルフカウンセリング」に挑戦してみるのはいかがでしょう?

自分へのダメ出しはもうやめた。

消費HPレベル
おすすめ度
こんな人におすすめ
  • なぜかつい自分を否定してしまう人
  • 一人反省会をしがちな人
  • 他人に褒められても「お世辞だな」と思ってしまう人
  • カウンセリングに興味がある人

あらすじ

こちらの書籍はコミックエッセイです。

著者であるノガミ陽さんが、

メンタル不調による退職をきっかけに

セルフカウンセリングに挑戦したことについて描いています。

その過程で経験した物事も惜しまず書いてくださっていますので、

ノガミさんが自信を育てていくまでの半生を追体験することができます。

本書に学ぶ「セルフカウンセリング」

ノガミさんは、カウンセリング養成講座に参加し、

そこで学んだことを生かして、

自分で自分をカウンセリングするようになります。

すごく再現性の高い方法で、誰でも今すぐマネできると思いますので、

軽くご紹介したいと思います。

UnsplashUnseen Studioが撮影した写真

道具をそろえる

まずは道具をそろえましょう。

道具といっても、必要なものはノートとペンだけです。

サイズはどれくらいがいいのか、ペンの種類はどれが描き心地がいいか

自分が書きやすいものを選びましょう。

ルールを決める

自分が安心して話せる場所をつくりましょう。

ノガミさんの場合は、以下のようにルール設定されていました。

  • 他人に見せない ヒミツにするよ
  • なにを書いてもいいよ! ポジティブでもネガティブでもなんでもあり
  • きれいな文章でなくていい 書き間違えてもいい 字が汚くても、箇条書きでもいい
  • 疲れたらやめていい

――オーバーラップ ノガミ陽『自分へのダメ出しはもうやめた。自己否定の沼から脱出したわたしカウンセリング日記』107ページより

もちろんルールを途中で変えてもかまいません。

とにかく自分が不安を感じないよう、自分で自分と約束しましょう。

実際に書いてみる

道具とルールがそろったら、

「何が不安なの?」など、質問を投げかけながら、

自分の気持ちをノートに書いていきます。

「わからない」時は素直に「わからない」と書きます。

また、文で説明できないときは、図や絵で好きに表現していきます。

たまに自分でもびっくりするような言葉が出てきたりするので、

疲れたり、動揺して苦しくなったりしたら、休むようにしましょう。

見直す

書いたことはたまに見直してみましょう。

意外と冷静に自分を見つめなおすことができます。

しっかり気持ちを吐き出して、気が済んでから見直すと、

落ち着いていろいろな考えが出せるようになっていきます。

ぴえこ
ぴえこ

以上、今回はおおまかな内容のみをお伝えしました

どのように実践していくか、詳しい内容はぜひぜひ本書を読んでいただきたいです。

ここでは伝わりきらないくらい、たくさんの情報を

ノガミさんが描いてくださっています。

私も本書を開きながら、自分をカウンセリングしまくりました。

UnsplashKelly Sikkemaが撮影した写真

心に響いた箇所

特に心に響いたのは、「カウンセリング養成講座」のお話です。

会社員時代に申し込んでいた「カウンセリング養成講座」に行くことになったノガミさん。

講座の中で、「池のそばの家には犬がいる」など、

文章を聞きながら特徴を拾って、絵を描く課題があったそうです。

カウンセリング養成講座

そこでは、同じ文章を聞いたはずなのに、みんなバラバラの絵をかいていました。

UnsplashJess Baileyが撮影した写真

この課題を例に出して、講師の先生はノガミさんにこう伝えます。

相手の考えることがわからないのは当たり前よ

だから聞くことでしか相手のことはわからない

――オーバーラップ ノガミ陽『自分へのダメ出しはもうやめた。自己否定の沼から脱出したわたしカウンセリング日記』93、94ページより

先生の言葉を聞いたノガミさんのモノローグにも、激しく共感しました。

人の話は一度で理解し意図を察して

正しい受け答えをしないといけない

そう思っていたのに

――オーバーラップ ノガミ陽『自分へのダメ出しはもうやめた。自己否定の沼から脱出したわたしカウンセリング日記』92ページより

相手のことがわかるわけはないのだから、

目の前の人に集中してしっかり話を聞く。

自分に対しても他人に対しても、なかなかできていなかったかも、と反省しました。

素直に心を開く

主に聞く姿勢に関して記述されている箇所ですが、

私はこれを「話す姿勢」にも応用しています。

私は本書を読むまで、自分の言いたいことを我慢しがちでした。

しかし、自分が他人のことをわからないように、

他人も自分のことがわからないのだ、

ということに気が付きました。

UnsplashChristina @ wocintechchat.comが撮影した写真

「これはしてくれるだろう」「これはわかってくれるだろう」

という期待をしすぎないで、素直に自分の心を開いて伝えることで、

他人との意思疎通がぐっと上手になったと感じています。

ぴえこ
ぴえこ

余談ですが、「絵を描く課題」でノガミさんは

「上手な絵を描かねばといっぱいいっぱいだった」そうで、

「めっっちゃわかる……」となりました

ぴえこ的感想

コミックエッセイなので、とっても読みやすいです。

そしてとにかくノガミさんに共感しっぱなし。

ぴえこ
ぴえこ

ノガミさんの自己否定パターンが自分とそっくりで、びっくりしました

また、ノガミさんが学んだ情報がたくさん書かれており、

メンタルケアや自己分析に関してとても勉強になります。

こんな人におすすめ

カウンセリングに興味がある方にはもちろんおすすめですが、

個人的には以下の特徴に当てはまる方にぜひ読んでみていただきたいです。

  • カンペキを求めてしまい、いつも苦しい
  • 他人に褒められても「お世辞だ」と思って軽く流す
  • 何かあるとすぐ「自分が悪かったのかも」と思う

ノガミさんが前向きになっていく様子を追体験することで、

読むだけで不思議と自分も救われていくような気持ちになります。

まとめ

ノガミ陽さんの

『自分へのダメ出しはもうやめた。 自己否定の沼から脱出したわたしカウンセリング日記』は、

とても読みやすいコミックエッセイです。

この本を読んで、たまには自分のために、しっかり時間をとってみるのはいかがでしょうか。

以上、ぴえこでした。

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